第1期(1995年~1999年)ふりそでの少女像建立
この時期は、像建立の思い・経験を持つ進学した高校生を中心に「地域の戦争・平和の取り組み」を学び、会の活動の基礎が固められた時期だった。ヒロシマ・ナガサキで全国高校生平和集会に参加し、地元では浮島丸殉難者の像(舞鶴市)やアンネのバラ(綾部市)と出会った。
●学習例
福留志なさん誕生会、被爆体験講話(綾部)、アンネのバラ接ぎ木の会(綾部)
丹波マンガン記念館(京都市京北町)、大江山ニッケル鉱山跡(与謝野町)
原爆と原子力発電講座(綾部)、豊里小貝山高射砲跡(綾部)
浮島丸追悼集会追悼歌合唱練習(舞鶴)、浮島丸殉難者追悼集会(舞鶴)
子どもが主体となって
造られた平和の像
・原爆の子の像:1958広島(写真中)
・原爆犠牲ヒロシマの碑:1982広島(写真右)
・ふりそでの少女像:1996長崎
ノンフィクションドキュメンタリー
「ナガサキに翔ぶ」ふりそでの少女像をつくった中学生たち(新日本出版社)山脇あさ子著
この本は1997年の全国図書館協議会の青少年読書感想文全国コンクール(旧文部省後援)の中学校課題図書に推薦され、全国的な反響を呼んだ。綾部市内の小中高等学校に紆余曲折を経て寄贈されている。 書籍紹介はこちらら